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松元ヒロさんの「ひとりだち」ライブ

 去年と同じく、松元ヒロさんの「ひとり立ち」の舞台の初日に行ってきました。今年は紀伊国屋ホール。昨年の7月にピースボートの船上ですっかり意気投合し(ま、毎晩一緒に飲んでたわけですが)、すっかりファンになっています。
 「世の中、何を信じていいかわからないですねえ」と、大阪地検特捜部の失態、民主党の代表選へと話が進みます。菅さんは本当にやりにくそう。小沢さんだと二面性があるからまだやりやすい、と。たしかに自民党時代の総理は、小泉、阿部、麻生、とそれぞれヒロさんの演技、生き生きしてましたからね。
 ヒロさんは憲法9条にこだわって、「けんぽうくん」ネタで各地の「9条の会」などでひっぱりだこのようですが、今回初めて披露した「アンポくん」は非常にタメになりました。安保条約の調印をした吉田茂首相の孫、60年の安保改定の時の岸信介の孫、が登場したりで、それはそれは大笑いでしたが、安保条約の第10条に、この条約は10年経って、双方のどちらかがもういらない、と申し出れば、自動的にやめることができるのだ、と書いてあるのだから、日本が「出て行ってくれ」ということは言えるのですよね、というくだりは、ほんとだね、と思わずうなずきました。というより、こんな基本的なことがそもそも論議されていないのが、歴代の日本の政治ですね。鳩山さんが気づくのが遅かったという「抑止力」のマジックにみんな思考停止になっている、という感じです。自分たちで決めていいんだ。今さらながら、そういうことに気づかせてもらいました。
 ヒロさんは、自分で観たこと、聞いたこと、読んだこと、それをしっかり自分の中に浸透させて、私たちにわかりやすく伝えてくれるので、なんとも説得力があるのですが、今日も聞きながら共感を覚えていたことがいくつもあります。
 ドキュメンタリー映画「祝の島」(ほうりのしま)に、ヒロさんはとても感動し、上関原発を絶対につくらせまいとする人たちの長い長い闘いのことを話しました。私も、4月に下高井戸シネマでのドキュメンタリー映画祭で観て、大変好きになった映画です。法律を盾にとって、住民を排除しようとする権力の側と、海を守ろうという住民とどっちに理があるのか、とヒロさんは訴えます。祝島と辺野古の闘いがオーバーラップする
 ヒロさんが公演をした岩手県の話。陸前高田の八木澤商店のお醤油は、素性確かな丸大豆でつくられ一本3000円になってしまう、というのですが、ふつうに出回っている安いお醤油はいったい何を使っているのでしょうね。水俣の無農薬の夏みかんの話もヒロさんの口から語られます。
 最後は、春に亡くなったヒロさんのお父様の話でした。ヒロさんは、親交のあった方々が亡くなると、エピソードを交えて、心に浸みる話をしてくれるのだけれど(私がピースボートで聞いたのでは、灰谷健次郎さんとか、大分の山田泉先生とか)、今回は一番身近なお父さまの話で、ヒロさんに伝えられた、人を喜ばせるDNA、葬儀に出られなかったヒロさんにかわってヒロさんの息子さんが挨拶をした話(涙がでるほど感動的でした)。
 本当の最後は、定番の「今日のニュース」をアナウンサーが語るのをヒロさんがパントマイムで演ずるという、爆笑もの。本当に笑えた・・・
 2時間以上のひとり舞台。汗びっしょりのヒロさんを楽屋に訪ねて、うれしい!お疲れ!とハグして、「花よりだんご」ならぬ「おはぎ」(今朝私がつくった)を差し入れました。
 テレビでのお笑い番組など、まったく興味のない私ですが(どこが面白いのかよくわからない・・・)、ヒロさんのライブには「ノリます!」。心から笑えて、時に涙が出て、たのしく、「ほんとにそうだよねえ」と共感できる。こんなふうに書いただけでは、何も伝えられないので、ぜひ観て下さい、聴いて下さい。26日までです。ぜひ!
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Author:marzoh
はじめまして、星野弥生です。さまざまな教育や子どもに関する活動、スペイン語圏の国々と関わるNGO的な活動を通じて、人と人との糊付け役みたいになっています。そんな活動の報告やらお知らせをする場として、ブログなるものに挑戦してみることにします。

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