FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

槇坪夛鶴子さんとのお別れ。

大切な友人の一人がまたあの世に旅立ってしまいました。映画監督の槇坪夛鶴子さん。私が彼女と出会ったきっかけは「性教育」でした。「性」の問題はまさに「生」の問題である、という視点に立って先駆的な「セクシュアリティ」を教えてこられた村瀬幸浩先生を、小学校の家庭教育学級でぜひともおよびしたいと思い、その時に紹介されたのが槇坪さんなどを中心に開かれていた「人間の生と性を学ぶ会」でした。この会はもう25年以上続いています。
 槇坪さんは、若い人たちに「性」の問題をきちんと伝えたいと、その思いを映像で表現してきました。「わたしがSUKI]という映画には、自分の「生」を大切に、というメッセージがこめられ、私もさまざまな場での上映運動に携わりました。その後、「老親」や「母のいる場所」などの「老い」をテーマにした作品、最後の作品となった「星の国から孫ふたり」、どれも、身近な問題、はっと考えさせられる問題を、「映画」の形で私たちにしっかりとうえつけて下さいました。リウマチで不自由なからだをおして、二ヶ月に一度開かれている私たちの例会に、時として顔をだして下さることもありました。自転車で通りかかる事務所に寄ってお話したことも何度も。いつでも立ち寄って、まだまだ元気をもらえる、と信じていたのですが。
 これから東北を回り、被災地でトークと映画の会を行う予定だったそうです。それをとても楽しみにしていた矢先のことでした。お連れ合いの光永さんは、遺骨と写真を持ってこれから回ります、と言っておられました。作品は彼女そのもの、ですものね。まだまだ、これからの映画製作の意欲も計画もあった槇坪さん、残念ですけれど、作品をおおくの人たちに見ていただくことで、槇坪さんの「生」をせいぜい伝えていきたいと思います。柩の中で、菩薩のようにきれいな、かわいい槇坪さんでした。槇坪さんを送りだす時に「監督!ありがとう!」ということばがかけられました。カントク・・・そうだったんだ、と納得した瞬間。どうぞ安らかに!ありがとう!
 斎場で彼女を見送ったら、夜になって、息子のところに新しいいのちが誕生しました。女性の映画監督の草分けだった槇坪さん、この世に新たな生をうけた孫(実感がまだないです・・・)も女の子。不思議な巡り合わせのようにも思える一日でした。
スポンサーサイト
プロフィール

marzoh

Author:marzoh
はじめまして、星野弥生です。さまざまな教育や子どもに関する活動、スペイン語圏の国々と関わるNGO的な活動を通じて、人と人との糊付け役みたいになっています。そんな活動の報告やらお知らせをする場として、ブログなるものに挑戦してみることにします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。