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「隣る人」。 下北沢のあおぞらマルシェ

 連休、ゴールデンウィークということらしいですが、だからどうなんだ、という感じで、いつものように過ごしています。でもいい出会いがいっぱい。
 おとといは、ドキュメンタリー映画祭の最後の日。11の選りすぐりの作品は全部みたいところですが、今回はそれでも6つを観ることができました。「傍」は二回目、「アプタ」「“私”を生きる」「普通に生きる」「相馬看花」「隣る人」。
 「隣る(となる)人」は、試写を観た友人が「すごーくいい映画だった」と興奮していたので、どうしても観たかった映画でした。そういう前評判があったからか、補助席が出るほど。さまざまな事情で児童養護施設での暮らしを余儀なくされる子どもたち。その子どもたちを全身で受け止める職員。子どもと離れて暮らさざるをえないのだけれど、やっぱり一緒に暮らしたいと思う親。それぞれの気持ち、葛藤が痛いほど伝わってきます。それこそ、「隣」に身を置きながら、映画を完成させるのに8年間かかったといいます。「こどもや親、当事者をそのまま登場させることはどうなんだろう? という疑問や批判の声ってないですか?」と、刀川監督にきいてみました。監督は、いろいろな声はあっても、映画で問いかける意味はとても大きい、と言っていました。もちろん、本人の了解があっての撮影ですが、映画全体で伝わってくるのは、お互いの間の信頼関係。だからこちらもハラハラしながらも、どこかで大丈夫だ、と思えてくるのです。それでも、お母さんは、撮られるのをよく承知したなあと思わないでもないのですが・・・監督曰く「それは、僕に対する信頼というよりは、施設長の菅原さんに対する信頼があるからでしょう。」
 その菅原さんは、私の隣で映画を観ておられました。映画祭も終わった、という理由をつけつつ、いつものように映画館そばの居酒屋へ。刀川さん、菅原さんも一緒です。映画の中で、ふと部屋の壁にキリストの絵が掛けてあったのに気が付いたので、「菅原さんはクリスチャンなのですか?」ときいたら、やっぱりそうでした。ああ、この施設は「光の子どもの家」という名前だったのだ、とあとで気が付きました。菅原さん、お酒が大好きで、初対面なのに、ビールのあとに注文されたおいしい日本酒「十四代」の、コップについだあとにお皿にあふれた「おこぼれ」にあずかりました。いい出会いにすっかりうれしくなって、終電も見送り、家まで4駅分を歩きました。「隣る人」というちょっと不思議な読み方をするタイトルをつけたのは菅原さんだそうです。家に戻って、ふと「あ、そうか。『汝の隣人を愛せよ』という聖句から菅原さんは思いつかれたのだろうか」と勝手に思ったのですが、多分そうだろう、と確信しています。「隣る人」は、家族とは限らない。「ベンポスタ子ども共和国」がまさにそうだったじゃないか、とこれは私の我田引水。

 今日、30日はまたまたいい出会いがありました。下北沢のあおぞらマルシェ。その会場となったのが下北沢カトリック教会。下北沢にこんな別天地のようなところがあったの?とものすごく感動しました。そして、神父さまが大変ユニークな方で、「ここは24時間開けていますから」と、まるで解放区。どこの修道会にも属さず、神様と直接の関係をもっている、とお見受けします。ベンポスタのこともご存じでした。一気に距離が近くなります。庭の奥は、聖地ルルドを模したようなつくりになっていて、マリアさまの像が見下ろす中、ライブが展開されていました。庭には、フキがたくさん生えていて、おいしそう! 思わず神父さまに、「いただいていいですか?」「ああ、どうぞ、いくらでも」、ということで、せっせと刈取り、タケノコと一緒に炊いて夜おいしくいただきました。
もちろん、マルシェそれ自体もとても魅力的なものでした。有機野菜、福島や青森や新潟からの野菜や食材、沖縄のもの、手作り品、どれもこれもあったかい雰囲気で、こうやって人と言葉をかけあいながらだと、買ってしまいますね。気持ちをいただく、という感じです。この神父さまも、とてもお酒がお好き、ときいて、これはぜひお相伴にあずからねば、と思ったのでした(どうしてもここに落ち着く・・・)。
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Author:marzoh
はじめまして、星野弥生です。さまざまな教育や子どもに関する活動、スペイン語圏の国々と関わるNGO的な活動を通じて、人と人との糊付け役みたいになっています。そんな活動の報告やらお知らせをする場として、ブログなるものに挑戦してみることにします。

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