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広河隆一さんの講演会、土肥信雄さんの裁判、など

日曜日、「保坂展人と元気印の会」の総会での記念講演として、広河隆一さんのお話を聴きました。パレスチナの難民キャンプから始まって、アフガニスタン、そしてチェルノブイリの子どもたちに対しては「チェルノブイリこども基金」を創り、ベラルーシやウクライナに保養センターをつくり、そして今、福島の子どもたちのために沖縄の久米島に保養センターをつくる大きなプロジェクトに挑んでいらっしゃる。もちろん、一番のお仕事はDAYS JAPANを出版すること。そんな忙しい中、よく引き受けていただけたと思うばかりですが、いったいそこまでに広河さんを駆り立てるものはなんなのでしょうか。「自分が悔しいからやっている」と言われました。パレスチナで死んでいく人たちを、死ぬとわかっていても何もできない悔しさだと。福島に関しても、こういう事故の起こる可能性について口では言っていたけれど、何も対策ができていなかったという悔しさだと。誰がやらなかったから、と誰かのせいにしてしまいがちな私たちですが、広河さんは、「福島にようやく向かったのは3月12日でしたが、なぜすぐに行かなかったのだろう」と、悔やむのです。線量計を持って計測しながら被災地へ。線量計の針があまりに簡単に振り切れるのに驚き、車で戻ってくる人たちに「危険だから帰ってはいけない」と告げます。ジャーナリストとして取材をすることはもうやめて、ひたすら人々の説得にあたったといいます。 チェルノブイリに何十回と通いながら、写真を撮り、一人ひとりの住民に対する支援を続けてきた広河さんのことばは、静かだけれどとても重たい。その経験があるからこそ、今の福島の事態を真から懸念し、「今すぐ害はない」などと平気でデマをとばす専門家に対して心の底から怒ります。「放射能で亡くなった人はいない、ストレスで亡くなるんだ、などという人がいます。子どもが放射能を受けてストレスをかかえられますか?」
 チェルノブイリで作った子どもたちの施設「希望21」を、日本にも作りたい、と広河さんは沖縄の久米島に市民たちだけのお金を集めて保養センターを作っています。7月5日にオープンする50人が泊まれる規模の宿舎です。5000万くらいあればできるのではないか、と思ったけれど、実際は改修工事の手前でそれくらいかかってしまったのだそう。多くの人たちで応援したいと思います。

 この日、私は見なかったのですが、三軒茶屋の茶沢通りを馬車が走ったのだそうです。馬事公苑にある馬車が日の目を見た、ということだそうですが、区長曰く「馬の力(馬力?)は究極の自然エネルギーですよね。今は、スカイツリーに象徴されるように、「もっと高く、もっと多く」と欲望は果てしないのだけれど、今ある環境を大切に、という思いが、地を走る馬にはあるんです。」見たかったなあ、残念!

 15日は、土肥信雄さんの第一回目の控訴審でした。1月30日、まさかの地裁での「却下」。すぐに控訴し、今日は高裁で土肥さん自身が陳述を行いました。卒業式の日に、卒業生全員から「右は都教委の弾圧にも負けずに本校所定の課程を修了したことを証する」と書かれた卒業証書を渡され、その上、三年生全員から色紙を贈られたことなどを披露し、「生徒に評価されることは教師冥利です」と言うのです。その土肥さんが、定年後の都の非常勤教員採用試験で、「オールC」をつけられ、790人の受験者中790番だったというのですから、これは東京都の報復であり、冤罪事件のようなものではないですか。今日も、法廷は支持者でいっぱい。報告会の行われた弁護士会館の部屋にも立っている人がいっぱいでした。「こどもたちにウソをついてはいけない、と教育者は教えるのです。都教委はウソをつき、地裁はウソを認めている。正直者がバカを見るだけです。」こんなことがまかりとおったらおしまいです(すでに、おしまいだ、と思うことは多々ありますが。
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Author:marzoh
はじめまして、星野弥生です。さまざまな教育や子どもに関する活動、スペイン語圏の国々と関わるNGO的な活動を通じて、人と人との糊付け役みたいになっています。そんな活動の報告やらお知らせをする場として、ブログなるものに挑戦してみることにします。

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