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つながろうフクシマ! さようなら原発講演会

3月11日。あれから2年、報道も過熱します。でも、ずっと3.11だったんだよね、これからも、という気持ちがあります。メモリアルには絶対なってはいけない日。神戸の時もずっとそうでした。だんだん、1.17が記念日化してくるのと比例して、忘れられてきたと思いました。まして、あれほどの震災、原発被害をもたらした3.11。特別な日にしてはいけない。あの日から、私たちは、毎日のくらしのしかたや価値観や人生観を全部ひっくり返さなくてはならないと感じてきました。世の中変わらなくてはウソでしょ、心底思った、そのことを、忘れさせようと意図する動きに抗して、それはちがう、と言い続けなければ、とあらためて思います。
 3月9日から今日まで、東京でもさまざまなイベントが行われました。9日の明治公園は暑かった!1万5千だったといいます。これだってかなりの数ですよね。11日の大井町のキュリアンは入場できないほどの人数でした。成城ホールでの、沖縄を扱った映画「ひまわり」を観て、あたふたと大井町へ。開演に5分遅れたくらいでしたが、すでに会場はいっぱいで、ちょうどテレビを持ちだして同時上映、というところに居合わせ、テレビにかぶりつきの場所にベタ座りして二時間半いました。それぞれの講演が心に染みました。
内橋克人さんは「闘うべき的の姿が浮き上がってきた」と話し始め、詩人のアーサー・ビナードさんが語ったことを引用されました。どうして日本人は「原子炉」と訳してしまったのか。あれは「核分裂反応装置」ではないのか、とアメリカ人である彼が指摘したことに驚いたと。「炉」とは、囲炉裏であったり暖炉であったり、せいぜいが溶鉱炉などに使われる言葉。ストーブですね。でも原子炉は決して「炉」ではない。どの国もその意味を受けて正確に命名しているのに、「日本人は原子炉とよぶことによって、何を失ってきたのか」と。言葉をとりもどしましょう、と。そうか、と気付かされました。あいまいに翻訳してきてしまい、その本質を見ないできたわけですから。今、福島で、原発安全神話が再び作られ始めています。あれはなかったことに、という意図がありあり。「言葉を奪われた日本をとりかえすこと、それが福島とつながることだ」と内橋さんはいいます。「合意なき国策」だった原発。いったいだれが合意したのか。そして脱原発はなかったことにされ、ゼロから見直すと。いったいどういう意味なのか。去年の夏に「原発ゼロ」の声をあげた17万人が足蹴にされ、私たちは平気でいるわけにはいきません、と。アメの後にはムチ。株が上がり、景気が回復するというアメのあとのムチは必ずある。それは参院選のあとだと。なんとかミクスがなんなのかを見ぬかなければ。「最後に一つのことばを紹介したい。ウォール街が占拠された時に言われた言葉です。『一本一本の花を抜くことはできても、春の到来をとめることはできない』 本当の季節の到来を築いていきましょう。」と結ばれました。
 82歳の澤地久枝さんは、「国には、自然災害でも、被曝した人たちでも、すべてを保証する責任がある。それくらいの税金は納めていますよ、私たち」。そして憲法を変えようとこれほど言われたことはない、と警告。「憲法の基本的なことがまったく理解されていない。本来、政治がここに手をつけることこそ憲法違反だと。
 遅れて到着された大江健三郎さん。「小説家は対話をしてこなかったな、としみじみ感じました。定刻前に大井町に着いたのに、方向がわからず、誰かに尋ねればよかったのに、それをしないで、別の方向にいってしまいました」。途中で声をかけられた人に、今からではいっぱいで入れませんよ、と言われたとか。オカシイ・・。大江さんのお話も感動的でした。ミラン・クンデラの言葉を引いて、「次の世代が、この土地で生き続けることができるようにつとめる、そのための仕事をするのが作家である」と。「私たちに何ができるか。こういう集会ですね。市民が集まってちからを示すこと。原発をなくして次の世代への贈り物にすること。それが世界から、尊敬される日本を取り戻す、それ以外に生きていく道はない。」
 坂本龍一さんとアジアン・カンフー・ジェネレーションの後藤さんとのトークも、「若い方の対話がすばらしい」と大江さんを感動させるに十分なものだったし、福島大の清水修二先生、吉岡斉先生の話も、それぞれにたいへん興味深かった会でした。そうそう、最後に閉会の『激しい』言葉を発した落合恵子さん。「3月11日を時計の振り子をもどす記念行事にさせない」ときっぱり。平和、反核、反原発の日にしよう、と。そのとおりです。
 今日の昼間は、FM世田谷で収録。ふくしまっ子・リフレッシュin 世田谷の話も含めて、私の活動の「原点」ともいうべき「ベンポスタ」の話などもさせていただきました。私は聞けないのだけれど、12日11時半からFM世田谷で放送されます。
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Author:marzoh
はじめまして、星野弥生です。さまざまな教育や子どもに関する活動、スペイン語圏の国々と関わるNGO的な活動を通じて、人と人との糊付け役みたいになっています。そんな活動の報告やらお知らせをする場として、ブログなるものに挑戦してみることにします。

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