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沖縄の議席はまさに日本の議席~参院選前に思う

 少し前になりますが、6月25日、「沖縄の風を感じて 基地はNO! オスプレイNO! 憲法改悪NO! 平和をつくるのはわたしたち」と題する「沖縄のひとびとと共に平和を創る集い」が開かれました。何故沖縄なのか? 参院選全国比例区の候補者、沖縄の山しろ博治さんを応援する勝手連を世田谷で立ち上げるキックオフとしよう、ということでした。遅ればせながら報告をするのは、この日挨拶をした保坂展人世田谷区長、そして辛淑玉さん、上原公子さん、山内徳信さんの発言が大変感動的で、何としてでも山しろさんを国会に送りだしたいい気持ちにさせられたからです。沖縄の議席は日本にとって無くてはならないものだと。
 21歳の時から100回以上沖縄に行っているという保坂さんは、「名護市民投票、県知事選挙、歴史教科書、すべての闘いの場で山しろさんのシュプレヒコールを聞かなかった時はない。ミスター・シュプレヒコールです。」と紹介し、「教育における格差が広がっていて、夏休みは給食が食べられない子どもたちにとって危機。平和の一議席、格差を放置しない一議席を」と訴えました。
 山しろさんにぞっこんの辛さんは「小さいけれど、パワフル。泣虫なんですよ。人を愛する気持ちがあるから他者のために泣ける。社会の理不尽さに目覚め、同級生が米兵から暴力を受けたことに対してこぶしを挙げて闘ったために学校を辞めさせられた。沖縄の闘いを政府はずっと無視し、オスプレイ反対の集会に右翼がぶつけた言葉は「ゴキブリ、ドブネズミ、売国奴」。それが今の政権の方向。マイノリティの思いをこめた沖縄の議席は日本の議席。わかって入れてくださいね。沖縄を頼りにしています。私は応援します」と「愛と怒り」を込めて訴えました。
 「辛さんの後は損よね」と次に登壇した上原さんは、「山しろさんのこと知らなかった私が一回会っただけで、みんなの前にさらしたいと思うほどの迫力です。現場に生き、当事者の怒りを実践してきた人のすごさがほとばしる。宮崎の高校時代の同級生から「本土留学」という言葉を聞きました。ベトナム戦争に参戦する米兵が人を見たら殺せ、という訓練をした場所が沖縄だ、と知らされました。第三者で語っては問題は解決しません。一人称で沖縄の問題を我が身に照らして考えない限り、沖縄を救うことはできない、という基本的人権の闘いです。」
 山しろさんにバトンタッチをする第二走者の山内徳信さん。第一走者は大田昌秀元沖縄県知事でした。師範学校の四年生の時に沖縄戦で追い詰められ、摩文仁の丘で捕虜に。一人の日本兵が「大田くん、死んではいけない。生き残って勉強しなさい」と言い残したことから、アメリカに渡り、ジャーナリズムを深めて戻り、琉球大の教授となり、県知事になって生かしてほしい、と請われ、8年かかって県知事に。15年にわたり返還の道筋をつくろうとした大田さんでした。そのバトンを受け継ぐようにと言われたのが山内さん。23年間読谷村長をつとめた山内さんがそれを受けようと思った理由は二つ。憲法を守る議員になることと、新たな基地をつくらせない、ということ。最近の安倍晋三への質問で「日本のヒットラーになるな」と迫った山内さん。「うつむかずに自分の土地を勝ち獲っていった読谷の人たちの闘いをつづった「民衆の闘い『巨像』を倒す」は、大田さんから引き継いだバトンを山しろさんに渡し、ともに平和のために走り続けようとする山内さんたち、沖縄の人たちの闘いの記録です。
 平和を発信する国会議員を失うことは日本にとって大変な損失です。日本を変える可能性、それは沖縄から。参加者誰もがその重いことばが真実であることを実感し、何としてでも沖縄の議席を守る闘いを続けていこう、と決意した会でした。
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はじめまして、星野弥生です。さまざまな教育や子どもに関する活動、スペイン語圏の国々と関わるNGO的な活動を通じて、人と人との糊付け役みたいになっています。そんな活動の報告やらお知らせをする場として、ブログなるものに挑戦してみることにします。

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