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ヨーロッパからようやく戻りました。福島の話をしたことなど。

 一ヶ月以上、鳴かず飛ばずのブログ不通状態でした。ちょうど一ヶ月ヨーロッパにいて、ようやく戻るところです。最初の10日間は恒例のスペイン・ツアー「ベンポスタを訪ねる旅」です。参加者が何人であろうと、ベンポスタこども共和国がどんな状態にあろうと、必ずここに足を踏み入れ、その後サンチャゴ・デ・コンポステーラで締めるという旅のスタイルは欠かせません。パリからビルバオに飛び、ブルゴスを経て、ガリシアに入り、ベンポスタのあるオレンセ、僧院をパラドールにした自然がいっぱいのサン・エステボ、サンチャゴ、そして最後がマドリッドという旅でした。最初からの同行者は3人、オレンセからポルトガルツアーをしてきた6人が加わり、マドリッドはまた3人。スペインに入った翌日、7月24日には、サンチャゴから4キロ手前のところで最悪の列車事故が起き、大丈夫だろうか、と周辺を心配させることになったようです。カーブのところで規定の速度の二倍以上を出していたのが原因ということでした。79人が亡くなり、140人以上が重傷。サンチャゴの病院にはスペインの各地から献血に訪れる人の列ができていたそうです。ベンポスタの仲間も駆けつけたといっていました。スペイン中が3日、ガリシアは7日間喪に服しました。私たちがサンチャゴの大聖堂を訪れた日は4時で一般の人は退出させられ、皇太子夫妻や首相が参列する公式の告別式が営まれました。なんで、こんな時に居合わせちゃったのだろうねえ、という複雑な気分。マドリッドで昼間は美術館巡り、夜はマドリッドの友人たちとつかの間の再会を楽しみました。これから「ベンポスタ通信」に旅のあれこれを綴るつもりです。
 その後はスイス、フランスと、これも27年前から続いている気功の講習会。このところ毎年定着して同じ場所で合宿をやっていますが、とくにフランスは森の中にある木造りの道場、山の裾から生まれてくる素晴らしい日の出、専属料理人が作ってくれるベジタリアン、マクロバイオティック料理が、10日間いても飽きさせることがありません。
 この仲間たちは、自分のからだを自分で整えていくという気功に関心をとても持ってくれていますが、もともと自分たちの家を友達と協力しながらつくったり、野菜をつくったりと、そういう「自立した」生活の仕方をいとなんでいる人たちが多いのです。必然的に、フランス、とくにローヌ川の岸に林立している原発にはもとより反対、そして今フランス政府が企んでいるシェールガスの開発には、ほとんど村をあげて反対しているというような人たち。気功の講習の合間に、二度ほど福島の話をしてほしいと頼まれて、去年と同様に話をしてきました。彼らは、下手をすると私たち以上に福島の現状、とりわけ、今問題になっている汚染水の漏れに関しては、とっくに知っていて、「どうなってるの?」と心配そう。ヨーロッパの人たちの方がその辺は敏感です。私の友人のスペインのジャーナリストは、「時には、外からのニュースの方が当てになるし詳しいからね」といって、私にスペインのメディアに載った福島のニュースを送ってきてくれます。
 昨年も、外遊びのできない福島の子どもたちを世田谷によぶプロジェクトを始めた、という話をしたら、カンパがたくさん寄せられたので、まずそのことに対する感謝、そしてこのプロジェクトはまだまだ終わりがないこと、子どもたちばかりでなく、ストレスをたくさん抱えている親たちにとってもリフレッシュできる企画であること、政府が変わって、原発を再稼働するなどと、3.11を経験した国には考えられないような動きが具体化し、原発輸出の話まであること(きいている人たちの目が、『信じられない!』とまんまるくなっています)、原発を山ほどかかえたフランス政府と日本政府は原発推進のために協力するなどと言っているので、私たち市民レベルでつながりあい、お互いの政府に対して、NO!を言い続け、連帯していく動きをつくっていこう・・・そんな話を短い時間の間にしました。フランスの人たちからは次々と手があがり、意見、質問が矢のようでした。これほどの関心を持ってくれていることは、私たちにとっても大きな励み。当の日本人がふとへこみそうになるところを叱咤激励されるような気持ちです。最終日に、「参加者からの連帯の気持ち」を、ユーロでカンパを渡されました。福島の子どもたちのために使って、と。一人の友人は、「そういう活動は私たちにとっても必要なことだから」と言ってくれました。とてもうれしかった。
ちなみに、彼らは、1000万署名にもものすごく協力してくれ、彼らからの200筆以上の署名の用紙を事務局に送りました。世界中の目がまだまだ福島に集まっています。
ちょうど、世田谷では「ふくしまっ子リフレッシュ・in・世田谷」の第五回目のプロジェクトを実施中。今回は最後の方に間に合って帰ってこれました。福島からの家族たちにも、世界中の人たちが福島を気にしていることをぜひとも伝えたいと思っています。
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Author:marzoh
はじめまして、星野弥生です。さまざまな教育や子どもに関する活動、スペイン語圏の国々と関わるNGO的な活動を通じて、人と人との糊付け役みたいになっています。そんな活動の報告やらお知らせをする場として、ブログなるものに挑戦してみることにします。

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