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「狭山事件の再審を求める市民集会」 冤罪は絶対にゆるせない!

 日比谷野音で行われた「狭山事件の再審を求める市民集会」に行って来ました。ドキュメンタリー映画「SAYAMA~見えない手錠をはすずまで」を観てからすっかり石川一雄さんと早智子さんのファンになってしまった私ですが、主任弁護人の中山さんからのお誘いメールに即反応しました。日比谷駅から日比谷公園を駆け抜ける時、公園のベンチに袴田巌さんとお姉さんの秀子さんがいらして、思わず声をかけそうになりましたが、集会に間に合わないそうもないので、ダッシュ。午前中、冤罪という国家の大きな犯罪の被害者である、袴田さん、石川さん、布川事件の桜井さん、杉山さん、足利事件の菅谷さんたちが記者会見をして、午後の集会に臨む、ということだったようです。
 5月23日は、51年前に石川一雄さんが別件で逮捕された日。自分の年から51を引いたら、いかに昔のことだったか、ということにあらためて気付きます。そう、あのころ「石川青年」と言われていたなあと。石川さんは「51年の年月の決着をつけられるように、元気が間に無罪を勝ち取れるように、夫婦は手を携えながら頑張っていこう!」と決意を述べました。袴田巌さんが3月27日に、「遅かった」再審請求が認められて48年目にして拘置所を出られた、ということは、1年前には考えられなかったことで、それが今日の集会に大きな希望を与えていました。袴田さんの件は600点以上の膨大な数の証拠が決め手。それを国家が捏造していたわけですが、石川さんの場合もその点は同じ。51年、48年、無実の人を拘束し、その人生を奪ってきた国家が裁かれないということの不条理を思います。「警察官は殺人未遂だ」という言葉に、本当にそうだ、そんなことが許されていいわけがない、とつくづく思います。足利事件の菅谷さんが、「組織でやっていたことだから謝らない」との警察の「言い訳」について述べていらっしゃいましたが、つくづく国家ってなんなんだろう、と思います。中山弁護士は、東京大空襲の裁判をずっと手がけていますが、軍属には手厚い保証がある一方で、一般の人たちには何の保証もない、という「不合理」に立ち向かい続けています。彼が狭山に心をかけるのも、共通した思いなのでしょう。
 漫画家の石坂啓さんは「気持よくなりたいなあ、と思い、正直な人、正しい言葉で語る人に会いたいからここにいます」と発言。師匠の手塚治さんのマンガについて「絶対に戦争を美化しない、そして絶対に差別を許さない」というのが基本的な姿勢だった。手塚さんが今生きていたらどう思っただろう、と思いを馳せ、石川さんのことをマンガに描きたい、と。啓ちゃん、ぜひそうしてね! 楽しみ! 
 最後を締めたスピーカーは鎌田慧さん。「日本の司法の罪を皆さん感じられたことでしょう。死刑確定囚がどれだけの苦しみだったろうか。袴田さんが生きて出てこれて本当によかった。石川さんの来年の52年目は、再審决定がなされ、みんなで喜べる時にしたい。」と語り、死刑囚を釈放したことは、裁判長の英断で、司法の理念からしても耐え難いことだったのでしょう、と。このところ、大飯原発差し止めの判決などもあり、私たちが諦めきってきた司法の世界に、三権分立を守る裁判官が出てきた、ということは喜ばしいことです。ぜひとも、そういう裁判官がまともな判決を下せるよう、私たちも声をあげていかなくては、と切に思います。だって、あまりにもひどすぎた。司法は完全に時の政府の言うなりでしたから。今日の青空のように、ちょっと晴れ晴れするような時でした。久しぶりに日比谷から東京駅へと、デモの中で歩くのも気持ちよい時でした。きっと、本当い心のきれいな、いい人達に出会えたからでしょう。
 ポレポレ東中野で「SAYAMA]が6月下旬から上映されます。金監督とも会いました。「すごい力になるいい映画を作ってくれて本当にありがとう。」と握手しました。
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はじめまして、星野弥生です。さまざまな教育や子どもに関する活動、スペイン語圏の国々と関わるNGO的な活動を通じて、人と人との糊付け役みたいになっています。そんな活動の報告やらお知らせをする場として、ブログなるものに挑戦してみることにします。

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