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”自治が裁かれる  No!" 国立景観裁判の今、これから

元国立市長の上原公子さんに、個人として3000万円払え、という奇妙奇天烈な裁判については、裁判の傍聴にも通い、ブログにも書き、喜んだり怒ったりしながら伴走してきたので、今日行われた“自治が裁かれる No!" と題する院内集会のことも記しておきたいと思います。
 くにたち大学通り景観市民の会は、朝早くから国立でもチラシまき、そして最高裁判所前での行動、最高裁での要請行動、院内集会と一日総がかりで、昨年12月の高裁の逆転判決の不当性を訴えました。私は院内集会のみの参加でしたが。
 窪田弁護士の言葉。「最高裁で市民、弁護団が16名で訴えをした。一人一が自分の関わりを語り、景観を守るために一人が100軒まわり、7万人の署名をあつめた。自分たちのまちをつくる市民自治のための行動によって条例が生まれた。上原さんは、市民の声を受け止めて動いた(上原さんは市民を扇動した、などというのが相手方の言い分)。主権者である市民と、選ばれた市民の代表である市長が自治的精神で協力した。利用される市民、利用する市長などという関係はない。裁判官はそのことを見抜けず、判決を書いている。」これから、研究者、自治体関係者、市民という三者の意見書を最高裁に提出したい、と述べました。田中弁護士も、「市民の話に感服した。景観を守る市民の声が生々しく伝えられ、弁護士の理屈よりも市民の生の声がはるかに迫力がある。市民と一緒にやった、ということが、住民運動を利用した、とされ、報道をさせて動きを妨害した、というなら、一切何もできない。高裁判決から浮かび上がる首長の姿は、何もできないまことに惨めな存在だ。」
 当の上原さんは「結局、高裁判決が言わんとするのは、市長は何もできない、ということ。そのことをいうと、他の首長もびっくり。つまり余計なことをすれば違法、ということなんです。余計なことをやるのが政治家の仕事でしょう。答弁だってしなくてはならないし。こんなことがまかり通ったら、首長はいらない、行政マンだけがいればいい、ということになってしまいます。」安倍政権は一方で地方創生、地方は自立せよ、などといっているけれど、それに照らしても、上原さんの行為は、憲法92条の地方自治の本旨に基づいた適法な行動だったのです。まさに地方創生に繋がるではないですか、アベさん。
 上原さんは、この裁判は3つの不幸であると。職員も圧力を受けながら頑張ったのに、市が訴えるという国立にとっての不幸。裁判で自治を否定された市民の不幸、そして地方自治の不幸。「余計なことをしてはいけない。新聞に対してはしゃべらない。そういうことを司法が宣告するというのは、あり得ない事態で、ただごとではない判決。」首長は、そう聞いて、「びっくり、それは大変」と反応。だから、首長に意見書を書いてもらいたいと上原さん。なにもしないのがいいことだ・・・。なんか、今の日本の政治や社会の空気のようですね。余計なことはするな。決められたことだけを粛々とやっていればいい。沖縄しかり。政府にたてつけばいじめられる・・・。そして、自治の主体である市民を軽視し、市長に「扇動された」などと恥ずかしげもなく言う。ずっと以前から「景観を守ろう」と運動を展開してきた市民たちが、共に続けて行こうと選んだのが上原さんでした。「扇動された」などというのは、そういう誇りある市民に対する侮辱です。上原ごときに言われてやったのではない、と誰もが怒っているのです。
 この問題は、国立だけの問題ではなく、誰もが暮らしている自治体の問題。私たちは当然、日々くらしを紡ぐ住民として、できるだけ地域を暮らしやすい場にしていきたいと願います。そのために、私たちは首長や行政を「利用」し、コラボして行く。それが「住民自治」だと思います。全国の「市民」、「首長」、こんな理不尽な高裁判決に、断固怒ってほしい。絶対に最高裁でまたまた逆転の勝利を!と願い、勝利を確信したいと思います。
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Author:marzoh
はじめまして、星野弥生です。さまざまな教育や子どもに関する活動、スペイン語圏の国々と関わるNGO的な活動を通じて、人と人との糊付け役みたいになっています。そんな活動の報告やらお知らせをする場として、ブログなるものに挑戦してみることにします。

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