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「鬼うたひ」 白崎映美さんと「東北六県ろーる」にぞ

いやあ、昨日のライブはいがっだ、いがっだ! 
すっかりハマってしまっている、白崎映美さん。上々颱風のボーカルですごいパンチをきかせていましたが、3.11以降、「東北六県ロール・ショウ」なるバンドを率いて、ここまで!というようなケバい、ナマハゲのような衣装を身にまとい、さんざん傷めつけられても大きな声を出すことのできない東北から、「叫べ!叫べ!」と国の中央に攻め上る勢い。シャーマンか、巫女か、という映美さんにすっかりノセられた私です。
 世田谷ボランティア協会の情報誌「セボネ」で取り上げるネタやグループや人をいつも探していますが、3月にボランティア協会の「おたがいさまフェスタ」にそのケバい衣装で登場した映美さんに取材を申し込み、後日インタビューしてから、ぞっこん惚れました。山形は酒田の出身の映美さん。3.11であれほどの犠牲を強いられても、暗く、ガマンする東北の人たちを不甲斐ないと思っていた時に出会った本が、木村友祐さんの「イサの氾濫」。その本で映美さんの心もからだも爆発します。東北の六県の人たち、日本中の人たち、黙っていないで、いやなことがあれば叫ぼう!と、ミュージシャンに声をかけてロッケンロール・ショウを立ち上げたのです。(ネーミングがいいねえ。ちょっとナマっていて)。先日、千住ホールで行われたライブに馳せ参じたミュージシャンの数、80人!といいます。私が取材で聞いた時には15人くらいだったのに・・・。それだけの人たちが共感し、加わったということですよね。すばらしい! 私は、千住の太イベントにどうしても参加できなかったので、悶々としていたら、29日に、なんと区内の烏山のライブハウス「TSUBO」でショートバージョンの公演があったので、駆けつけました。それで大興奮した、という次第です。「イサの氾濫」も、映美さんに勧められてすぐに読みました。おとなしいはずの東北の蝦夷のような軍団が、最後には国会に攻め込む場面。フィクションとはいえ、私はいくつかの場面を思い浮かべます。一つは、足尾の鉱毒事件の犠牲者たちが国会に直接陳情に行く「押し出し」、もう一つは、福島の「希望の牧場」の吉澤さんが、牛の張り子を仕立てて国会周辺をデモ隊とともにまわっている光景。そんな場面が、「まづろわぬ民が、越えで自由に生きる」ためのイサたちの攻め上りの光景とダブるのです。
 ライブは最高に楽しかったし、エキサイティングでしたが、出版されたばかりの映美さんの「鬼うたひ」を迷わず購入し(もちろんサインしてもらった!)、それを飽かず眺めています。元気になれますよ。ほんと。
 いっぱい書きたいこともあるけれど、とりあえず、私が「セボネ」で取り上げた、キラリせたがや人白崎映美さんの記事を貼っつけておきます。
 
「セボネ」キラリせたがや人より
「おに鬼うたひ」白崎映美さん
 3月の恒例のボランティア・センターのおたがいさまフェスタ。突然真っ赤なナマハゲかと見紛うような「鬼」の乱入!?
美しくもケバい「鬼」は白崎映美さん。90年代を風靡した「上々颱風」のボーカルとして、ケアセンター「ふらっと」に幾度となく登場しています。この日は三味線のグラシャス坂井さんを相方に、故郷の山形訛りそのままで何曲か披露しました。やあ、いがったよ!
映美さんのボランティア歴は長いのです。20年以上も前、区報を見て、等々力(尾山台)にある「パイ焼き窯」でのボランティア志願。「自分も鬱になって回りに助けてもらった。元気になれたので今度は何かできる事があればと。そこで、ふらっとに来ませんか?と誘ってもらいました。」
都会的バンドで歌いたいと酒田から上京したのに、入ったのは田舎臭いバンド。でも上々颱風は「声の小さな人たちと一緒に、仲間外れがいない」がモットーの音楽活動を志していました。障がいを持った人たちと出会い、「本当はどっちが自由なんだろう」と気付かされました。ヘルパーの資格も取り、グループホームでごはん作りしたり。「何十倍もゆっくりそれぞれのペースで生きていることを知り、心が落ち着きました。すべての人たちがヘルパー養成講座を受ければ世の中変わるかも。」
 2011年の3.11をきっかけに、故郷東北への思いがつのります。「なんで地味で暗い東北に起こったんだ?」と大きな衝撃を受け、どうしていいかわからない時に、木村友祐さんの「イサの氾濫」を読み、「さけびたくなるくらい血が湧き上がりました」。そして「東北にいいこと来い」と、バンドを作りました。13人のミュージシャン、「神様がいっぱいいる東北の豊かな芸能に携わる人たち」を加えて、総勢50人。名づけて「白崎映美&東北六県ろーるショー」を立ち上げ、昨年は渋谷のライブハウスでフェスティバル。「蝦夷(えみし)と呼ばれた東北の人たちの大群が国会議事堂を取り巻くというシビレル場面が小説にはあるんです。でも東北民族主義に陥らず、悔しい気持ちを持った全国の人たちみんなでつながっていきたいですね。」東北弁そのままで歌い、東北から中央に攻め上る勢いの真っ赤な衣装の映美さんの姿は、カッコいい、の一言につきます。「じっちゃん、ばっちゃんが楽しく、元気になれるようなことをやりたい」と歌う映美さんに、だれもが元気をもらえそうです。

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Author:marzoh
はじめまして、星野弥生です。さまざまな教育や子どもに関する活動、スペイン語圏の国々と関わるNGO的な活動を通じて、人と人との糊付け役みたいになっています。そんな活動の報告やらお知らせをする場として、ブログなるものに挑戦してみることにします。

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