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神戸をわすれない  坂茂さんによる「建築家が社会のためにできること」

 あけましておめでとうございます、も時期外れですね。年だけは容赦なく変わるなあ、と時の無常を嘆いているうちに、1月も半ば過ぎ。15日、16日のボロ市も終わりました。ボロ市界隈、代官屋敷のほとんど隣にあるような我が家は、12月、1月の4日間は人で溢れます。朝から晩まで飯炊き女の、賄い婦状態です。その前には半月の間にいくつもの通信をは作り(ベンポスタ通信、こどもいのちのネットワークつうしん、神戸をわすれない・つうしんなど)、締め切りの迫った原稿をやっと書いたので、ちょっと一息。
そうだ、1月21日のお知らせをしなくちゃ、と気を取り直しています。
 1月は私にとっては「神戸」の月。22年前の昨日は、たくさんの神戸の友人たちのことが気になって、本当に落ち着かない日でした。その5日後に母が亡くなりました。神戸で過ごしたことがあり、私が子どもの時に神戸の話をたくさんしてくれた父も13年前の1月に亡くなりました。そんなこんなで1月には「神戸をわすれない」会を開いています。非被災地が被災地の経験に学んで、まちづくり、人の関係づくりに生かしたいと思い、長田区の野田北部・鷹取のまちと人びとの再生のようすを連作で描いた青池憲司監督&青池組の「人間のまち」を世田谷で上映してきました。映画の撮影はもうとっくに終わりましたが(青池さんは今は石巻で映画を作っています)、「神戸をわすれない」思いは変わりません。17日になると、東京のメディアでも「風化させちゃいけませんね」「わすれてはいけませんね」などというコメントが飛び交いますが、私のこの会のネーミングは、われながらよかったなあ、と思っています。
 今年は30回目になります。最初のころは年に2~3回上映会をやったりしていましたから、22年目だけれど30回目なのです。私が密かに抱いていた夢が実現しました。私たちに縁の深い、カトリック鷹取教会は火災でほとんどすべてが瓦礫と化しましたが、焼け落ちた礼拝堂を、紙を使って建設しようと、神田神父を口説いた建築家の坂茂さん。新幹線で通って毎週説得活動、「燃えた教会を紙で作ろうなんて、何考えてんですか」と神父に呆れられながらも、ペーパードームを建てました。そのドームは礼拝だけでなく、まちの人びとのコミュニティ・センターとして機能してきました。礼拝堂は10年前に本格的に再建されましたが、ペーパードームは、被災地仲間の台湾に移築されました。
 神戸とかくも縁があり、世田谷出身で、世田谷とパリを往復しながら、世界的に活躍している坂さんを「神戸をわすれない・せたがや」におよびすることを夢見ていた私にとって、今度の会は格別のものです。最初のころからずっとこの会に参加してくれている保坂展人世田谷区長との対談も楽しみです。昨年7月に、世田谷区と、坂さんの事務所は防災協定を締結しました。世田谷が災害にあった時、避難所の間仕切りを提供する、というものです。坂さんの間仕切りは今や世界的に有名。熊本でも多くの避難所に、プライバシーを確保するこのシステムが使われています。坂さんの著書「紙の建築 行動する~建築家は社会のために何ができるか」(岩波現代文庫)というタイトル、いいですね。まさに「行動する」建築家。ちなみにこのタイトルをつけたのは、詩人の高橋睦郎さんだそうです。「本は紙でできているのだから、書庫も紙でできていてもいいかな」と詩人らしく納得した睦郎さんのところの膨大な本を収納する書庫を作ったのも坂さんでした。高橋睦郎さんは、以前経堂にお住まいでしたが(ごく近くで、私もよく知っていました)、本の重さに古いお家が耐えかねて、逗子に引っ越されたのでした。そんな縁も感じています。
 書き始めるとキリがないので、本題。ぜひ「神戸をわすれない」にいらしてください。

第30回 神戸をわすれない
 建築家は社会のために何ができるか~紙の建築をめぐって~
  坂茂 × 保坂展人

日時 1月21日(土)18時~20時半
場所 世田谷区役所第三庁舎三階ブライトホール(東急世田谷線世田谷駅5分)
資料代 500円(資料+長田神社前商店街「きねや」のぐーじーまんじゅう)
定員 100名

主催 神戸をわすれない・せたがや
後援 世田谷区、世田谷ボランティア協会、世田谷区社会福祉協議会


連絡先:星野弥生  070-5554-8433  mrazoh@gmail.com
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Author:marzoh
はじめまして、星野弥生です。さまざまな教育や子どもに関する活動、スペイン語圏の国々と関わるNGO的な活動を通じて、人と人との糊付け役みたいになっています。そんな活動の報告やらお知らせをする場として、ブログなるものに挑戦してみることにします。

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