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二つのイベント 「オランダと日本の公教育を考える」 「三春町で何が・・・そして今」

 自然が「今の時期しかないよ!」と、私を焦らせる日々もだいたい一段落。5月の連休は長野に行き、一緒に行った仲間たちとは「酒と温泉の日々」でしたが、私はその合間に山菜採りに励みました。そこら中のセリ、ツクシ、ギシギシ、コンフリー、フキなどは摘み放題。ちょっと山に入ると、コシアブラ、タラの芽、ハリギリ、トリアシショウマ、コゴミ、ヤマウドなど、まるで待ってくれていたようでした。摘んできたものをともかく処理し、食す、保存するというのが次なる仕事。戻ってきたら山陰から友人の「山菜博士」の収穫物がたくさん届き、またまた仕事が増えました。ワサビ菜を塩で絞って醤油に漬け、急いでヤマウドの穂先やコシアブラ、コゴミを天ぷらにし、フキやウドの葉は佃煮に・毎日山菜を調理しながら、一方でどうやったら長く持たせるか、に腐心しておりました。そうこうするうちに、千葉の友人から、そろそろ終わりの時期なのでタケノコ掘りに来ませんか、とのお誘い。大原まで三時間かけて行き、新鮮な掘りたてのタケノコをバッグに入れて持ち帰り、家に着いた途端に大鍋を火にかけて茹でる、この作業を繰り返し、再び毎日がタケノコの日々。タケノコ掘りついでに、フキやセリをたくさん採ってきたので、フキの皮むき、葉っぱの佃煮、とまたまた仕事を増やすました。自分で採ったものはどの部分も捨てる気にはなれず、タケノコの姫皮やウドの皮をきんぴらにしたり、ウドやフキの葉は佃煮にしたり、日々そんな「自然の恵みをいただく」作業に追われていました。待ったなしの作業なので、あらゆることに優先せざるをえず、やらなきゃならないことは山積みです。でも、今しかできないこの「仕事」で幸せな私です。食せば、からだのエネルギーが入れ替わる気がします。
 さて、そんなわけで、書くことがたくさんあったのにサボりました。事後報告になりますが、昨日(17日)は、「オランダと日本の公教育を考える」と題するイベント。保坂区長がオランダの教育を視察してきた報告と、教育哲学者の苫野一徳教授(若い!)と現場の教師、岩瀬直樹さん、保坂さんのパネル・ディスカッション。オランダの教育、とくに「イエナ・プラン」による「教育の自由さ」の話も面白かったけれど、そんな教育の仕方をナニゲに実践してしまっている岩瀬先生の話がとても面白かったです。日本の教育は不自由だ、とついつい思ってしまう先入観もありますが、実は学習指導要領をちゃんと読めば、教師はいろんなことができるのだということをあらためて知りました。画一的な教育ではなく、学ぶ機会をこどもに取り戻すことで、子どもたちはいきいきしてくる。それを保証するのが大人の役割だと岩瀬さんはいいます。仮説実験授業を長年実践している平林先生と25年近くも続けている「日曜科学クラブ」を通じて、私は「学ぶこと」への子どもたちの意欲を実感していますが、そうか、公立の学校という現場で教師ができることはいくらもある、そういう教師を心から応援したい、そんな気持になります。
 今日(18日)は「ふくしまっ子リフレッシュin世田谷 2014年春」の報告会と講演会でした。福島のこどもたちを世田谷によんでおもいっきり外遊びをたのしんでもらおう、というプロジェクトも7回目となりました。世田谷区、世田谷の諸機関、区民が、それぞれ「持てるちから」を出し合って実現することができている保養プロジェクト、毎回新しい層、人たちが関わることで広がっていきます。高校生(実施時は中学生)、大学生がボランティア経験を語ってくれたことには感動! 「ボランティアはかっこいい、とわかった」「何かをしてあげる、ではなくて、一緒に楽しむことが重要だと感じた。」そんなふうに発言する若者がいるのは本当にうれしいことです。
 講演は、福島の三春町の前副町長の深谷さんと、世田谷区の災害防災課長。原発事故により大熊町や富岡町から避難してきた人たちを受け入れ、また独自の判断でヨウ素剤を配布した三春町の生々しい経験は、聞いていて思わず手に汗握る、といった感です。国や県から的確な情報が届かなかった時、吹き流しを立てて風向きを調べ、「配布なら今だ」と判断し、配布と同時に服用してください、と防災無線で住民に伝える、という決断をしたのが深谷さんでした。避難所に自炊設備をつくり、避難民自身が避難所の中で動きませんか?と自炊をよびかけた、という話をきいて、私はとても感動したのですが、それは、深谷さんが大学時代、学部よりは山岳部、という方で、その経験が自炊の勧めに結びついたのだろう、と思ったからです。決断を早くに下す、というのも「山や」だったからか? そして今、「『福島は汚染され、普通の生活はむずかしい』という固定観念に疑いをもつことも必要です。そこにはふだんの生活をしている人間もいます。安全か危険か、逃げるか逃げないか、食べるか食べないか・・とあっちかこっちかを争うことは、対立、分断をうむだけです。放射能を正しく怖がり、この地に根ざし、普通に暮らす覚悟です。」とても重いことばです。
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はじめまして、星野弥生です。さまざまな教育や子どもに関する活動、スペイン語圏の国々と関わるNGO的な活動を通じて、人と人との糊付け役みたいになっています。そんな活動の報告やらお知らせをする場として、ブログなるものに挑戦してみることにします。

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